注意
汚い話を含みます。
健康診断の中でも嫌な人の多い胃部バリウム検診。
(単に胃部検査とか胃部エックス線検査ともいいます)
わたしは初めての時、まったく予備知識なしで「何がそんなに嫌なのだろう?」と思いながら受けましたが、まぁそこそこ大変でした。
気が重いという人が多いのは、主に以下のようなところでしょうか。
- バリウムを飲む
- 下剤を飲む
- バリウムがなかなか出ないと大変
胃部バリウム検診の大まかな流れ
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1発泡剤を飲む
顆粒状の発泡剤をほんの少しに水で飲みます。
個人的にはバリウムよりこっちの方がつらい・・・
ゲップをしないよう言われます。
(少量の水ではなく、バリウムで飲む場合もあります)
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2バリウムを飲む
バリウムは白くてドロドロしてます。
口の周りに白く付きますが、気にしてもいられません。
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3検査
動く機械(検査台)の上に乗って、自分も指示通りうつ伏せになったり一回転したりと動きます。
右と左を間違えそうになって恥ずかしい・・・
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4下剤を飲む
下剤をもらって多めの水で飲みます。
便秘気味の場合は追加でくれます。
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5バリウムを出す
バリウムは吸収されないのですべて便として排出します。
普段より若干白い便が出ます。
※検査着への着替えもあります。
バリウム検査の気が重い理由
バリウムを飲む
前述の通りわたしは発泡剤の方がつらいのですが、バリウムを飲むのも大変です。
マズいし意外と量が多いですし。
喉が渇いた時に水を一気飲みするような要領で、味など気にせずとにかく喉を通らせるようにします。
少しくらいなら残っていても「もういいですよ」を言われることもあります。
下剤を飲む
バリウムを出すために下剤をもらい飲みます。
人によってはすぐに下痢気味になるようで、仕事中などはそれが大変なようです。
わたしは普段から便秘気味なせいか、そんなにすぐには効果は表れません。
逆に出なさ過ぎて不安になります。
バリウムが出ない
バリウムが出ないと固まって大変なことになるようす。
最悪の場合、腸でバリウムが固まって腸閉塞になるとか・・・
通常はその前に受診して下剤を追加でもらったり浣腸などで対処しなければならないようです。
わたしも以前、検診後に便があまり出なくて不安になったので便秘薬と浣腸を買ったことがあります。
2〜3日のうちにある程度出れば大丈夫なようで、結局使わなくても大丈夫でした。
あと困るのは、バリウム便は重くて硬いのでトイレで流れなくなることがあることです。
水を流した後にきちんと確認して、流れていなかったらトイレブラシなどで崩して流しましょう。
その他の感想など
とにかく発泡剤がつらい。
検査中ゲップをしないよう何回もいわれるが、そんなにしたくもならない・・・
というか、ゲップをしたくなるというより「胃に何かが詰まっていてゲップをすれば楽になるのに出なくてつらい」という感じです。
胃の調子が悪い時によくあるのですが、それよりも何倍も苦しい。
これは人によるようで、職場の人何人かに聞いた感じではやはりゲップが出そうになるという人の方が多いようです。
バリウムが口の周りに白くつくのもとても恥ずかしいです。
健診バスでは着替える場所に鏡とウェットティッシュが用意してありました。
追記:他の検診施設では
バリウム検査も検診施設によって微妙に違うようです。
今年健康診断を受けた施設では、発泡剤はバリウムで流し込みました。
バリウムは2回に分けて渡されて全て飲み切り。
(胃が十分に膨らんでいないということで、発泡剤とバリウムの追加もありました)
便秘気味と行ったら下剤を多めにくれましたが、あいにくほとんど効果がなく。
以前購入した酸化マグネシウム剤を飲んだら効果が出たようです。
一般的にはもらった下剤の方が効果が強いはずなのですが・・・