東海道新幹線のオンライン予約の方法が増えました。
JR東海では以前はエクスプレスカード等のEX予約サービス付きクレジットカードを持っていないと東海道新幹線のネット予約が出来ませんでしたが、いつの間にか無料会員登録のみでネット予約が出来るようになっていました(スマートEX)。
(えきねっとであれば東海道新幹線の予約もできたようですが、これには昔の自分は気付きませんでした。
また、えきねっとはJR東日本エリア以外では切符の受け取りができる場所は限られているので注意が必要です。)
スマートEXもエクスプレス予約もスマートフォンでもパソコンでも予約が出来て便利ですが、違いもありますので簡単に比較してみます。
※詳しくは『東海道新幹線ネット予約のポイント』を参照。
スマートEX
- 年会費無料の会員登録のみで東海道・山陽新幹線のネット予約が可能。
- クレジットカードと交通系ICカードを登録。
- 当日は登録した交通系ICカードで乗車、代金は登録したクレジットカードで予約時に決済。
- 予約は列車発車時刻の4分前まで。
- 変更は列車発車時刻前まで何度でも可能。払戻は手数料320円が必要。
- 登録できる交通系ICカード:
Kitaca、PASMO、Suica、manaca、TOICA、PiTaPa、ICOCA、はやかけん、nimoca、SUGOCA
参考⇒『スマートEXとは』
参考価格:東京⇒新大阪の場合
≪のぞみ普通車指定席大人1名片道≫
通常の切符14720円 ⇒スマートEX 14,520円(通常期)
閑散期・繁忙期により値段は変わります。
自由席は通常の切符と値段変わらず13,870円。
エクスプレス予約(EX予約)
- 東海道・山陽新幹線を1年中会員価格で利用できる会員制ネット予約サービス。
- 「JR東海エクスプレスカード」「J-WESTカードエクスプレス」に入会、又は他のクレジットカード(カード会社指定)にサービスを追加。
- どちらの場合も年会費は1,100円。
- 乗車は専用のICカード。
- 予約は列車発車時刻の4分前まで。
- 変更は列車の発車時刻前まで可能。払戻は手数料320円が必要。
参考⇒『エクスプレス予約とは』
⇓ 専用ICカードと利用票
ICカードを改札にタッチすると、座席番号などの記載のある利用票が出てきます。
専用ICカードとSuicaを一緒の定期入れに入れておくと乗り換えも便利です。
参考価格:東京⇒新大阪の場合
≪のぞみ普通車指定席大人1名片道≫
通常の切符14,720円 ⇒エクスプレス予約 13,620円(1年中変わらず)
自由席の場合も指定席と変わらず13,620円。
通常の切符の自由席は13,870円なので、お得感は下がりますがそれでも安いです。
共通の特典
- スマートフォン、パソコンなどから簡単に予約が可能
- 指定席予約の際、シートマップで空席状況を確認してから席の予約ができる
- 予約の事前申込が可能:発売開始日(乗車日1ヵ月前)のさらに7日前から予約の申込ができる「事前申込サービス」利用できる
- ICカードを改札機にタッチして、チケットレスで乗車
- 早めの予約でさらにおトクな早特商品もあり
東海道新幹線ネット予約のまとめ
エクスプレス予約の方が年会費がかかるだけあって割引率は良いです。
東京在住の人間なら年に1回大阪に行けば片道だけで元は取れます。
往復なら東京⇔名古屋くらいでも充分お得です。
自分は東京在住時に年1~2回京都・大阪方面に出かけていて、ネット予約がしたかったためにエクスプレスカードを作りました。
当時はスマートEXというシステムはなく(えきねっとで予約できることにも気付かず)、ネット予約のためにはエクスプレスカード(又はJ-WESTカードエクスプレス)必須という感じだったのです。
最近はそれほど出掛けなくなったので解約しようか考えていましたが、ICカードでそのまま改札を通れるのは便利なので踏み切れずにいました。
(発車時刻ぎりぎりに駅に着いて券売機で券を買うのに焦ってしまったこともあるので)
スマートEXならSuicaだけ持っていけばいいので便利かなと解約に傾いております。
ただ、東海道新幹線に頻繁に乗る人はエクスプレスカード(EX予約)はとても便利かつお得です。