今住んでる部屋は暗証番号式ロックですが、初めて一人暮らしをした時の部屋は普通の鍵でした。
賃貸の部屋の鍵は取り換えた方が良いと聞いたので(前の住人がスペアキーを持っている可能性があるため)、大家さんに許可をもらって鍵屋さんに交換に来てもらいました。
その時に教えてもらった注意。
ドアスコープ(のぞき窓)には対策が必要
ドアスコープというのは「中から外は見えるが外から中は見えない」ものと思っていました。
けれど、特殊な器具など使えば逆に外から中が見えてしまうそうです。
その部屋はドアスコープの周りの塗装が少し剥げていたので、それを見た鍵屋のお兄さんが「前に住んでいた人も何か貼っていたのでしょう」と言っていました。
「そんな注意が必要だったのか!」という感じです。
とりあえず物理的に見えなければ良いだろうと付箋を貼っていましたが、外からドアスコープ自体をはずされることもあるようなのである程度丈夫なもので塞いだ方が良いかもしれません。
今の部屋は最初からカバーが付いてますが、造りが簡単すぎて不安なので紙テープで塞いでます。
(元々ドアスコープはあまり使わないので。)
ただ、付箋や紙テープは人が来た時に少々恥ずかしいです。
友人や大家さんもですが、宅配の人や備品の点検・修理などで人が来るとしっかり見られてしまいます。
ちゃんとそういう用途の商品も売ってるので、こちらの方が見られても恥ずかしくないです。
おしゃれさを重要視するならかわいいのもあります。
最上階は1階の次に狙われやすい
「屋上から侵入されるということかな?」と思っていたらそうではなく、『人の目が少ないから』だそうです。
つまり下の方の部屋なら上階の部屋に住んでいる人の目も入るけれど、最上階ではその階の人の目しか入らない。
例えば4階建て(1階部屋)の建物があった場合、1階の部屋なら計16部屋分の人の目が入ります(部屋の前は通りませんが階段から廊下は見えるとして)。
2階の部屋なら12部屋分、3階なら8部屋分、最上階4階は4部屋分の人の目しかない訳です。
そして奥の部屋よりも手前の部屋の方がやはり人の目には入りやすいから良いと。
多くの人の目が届きやすい方が、犯罪などおかしなことも起こしづらい訳です。
以前、マンションの階段(外廊下?)から子供が落とされるという事件がありました。
周囲にもマンションがある中でそこが狙われたのは「プライバシーに配慮されて外から見えにくい造りだったからではないか」とTVで言っていたのを思い出します。
プライバシーを重視し過ぎると、防犯上はよくない可能性もあるということですね。
難しいものです。
ドアポストは危ない
これは鍵屋さんから聞いた話ではありませんが、ドアポストもそのままでは危ないそうです。
ポストから中を覗かれていたという経験談をTwitterなどで見かけます。
わたしの住んでいる部屋は受け箱が付いているので気にしてませんでしたが、内側に何も付いてない状態であれば確かに開ければ中が丸見えです。
(用途的に外から開けられますし)
対策として、目隠しをしたり受け箱を買ったり自作したり、ドアポスト自体を塞いだりなど色々工夫しているようです。
現在の部屋にあらかじめ付いてる受け箱は下のような感じですが、ネジで止めるものなので賃貸では勝手にはやらないほうが良さそう。
テープだけでも付けられそうな軽いものもあります。
空き箱を切って貼り付けて置けば代用になる気もしますが、やはり来客があった時に見た目が・・・。
テープのみで貼り付けるのであれば、手を突っ込まれた時でも届かない程度のスペースを開けた方が良いのではないかと思います。
特に若いお嬢さんは防犯には気を付けていただきたいものですが、空き巣などであれば男性でも関係ないですし。
一人暮らしというのは、それまで気にしていなかったことも色々気を付けて生活しないといけないのです。
昔の実家暮らしの気楽さが懐かしくなります。
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